高校卒業後は3年間飲食店でフロア接客のアルバイトをしていましたが、心機一転でこの会社に応募しました。入社の決め手は面接時に感じた人の優しさです。ワイワイ過ごすのが好きな性格なのでお店の盛り上げ役をしています。現在一人暮らしで大好きなカービィ部屋に住んでいます（笑）。

好きなモノと一緒の時間が幸せ 　アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」が大好きで、全シリーズをコンプリートして何度も見返すほどハマっています。特に第2部が大好きで、ジョジョのフィギュアが入荷すると心の中で「きた！」と叫びながら360度しっかりと観察します（笑）。この感情があるからこそ、お客様が欲しいものと出会った時の気持ちを理解していると自負しています。そのためショーケース展示では見やすさや角度、他の商品とのコラボを考慮し、購入する方の喜びを想像しながらワクワク感の演出を心がけています。

接客のレベルが上がった瞬間 　接客が好きで入社した会社ですが、働くうちにその「好き」をより深く実感できました。それはチーム戦での接客の醍醐味を知ったからです。接客は通常、対面で一人で行いますが、その背後には「挨拶」「お掃除」「商品陳列」といったスタッフ全員の努力が反映されていることを知りました。そのためお客様から「ありがとう」と言われると、単に自分の仕事が評価されたのではなく「みんなの頑張りが認められた」と感じるようになり、満面の笑みが自然に出るようになりました。この体験が私の「接客が好き」を「みんなで喜べる接客」にレベルアップさせた瞬間です。

OFFの日のON 　休日には家事をしたりアニメを見たりしてリラックスしていますが、推し活も欠かせません。「仕事はOFF、遊びはON」とスイッチを切り替え、ライブに行く際はしっかりと睡眠を取り、体力万全で臨んでいます。この推し活が幸せの一部で、休日希望もそれに合わせて申請しています。ライブ翌日は気分が上がり、いい休みが良い仕事に繋がると全力で取り組んでいます。

ホビーオフ箱推し 　ホビーオフの品物は完全に趣味の世界で、来る人それぞれが好きなキャラや世界観を持ち、好みも多様です。「これなんだろう？」と思うような昭和レトロの看板なども見かけます。フィギュアやぬいぐるみなど日本のアニメや漫画が形になったものが多く、外国のお客様も訪れます。英語が話せなくてもキャラクター名は全世界共通なので、それだけで通じます。趣味の世界は無限大で、多くの人に広げていけるホビーオフは私の推しです。

自分の成長＝上司の期待に応えて恩返し 　アルバイト時代は人と接するのが好きで、常に「わちゃわちゃ」しながら仕事していましたが、正社員としてのプロ意識はありませんでした。その日のノリと空気感で目の前のことにしか向き合っていなかったのです。入社当初は社会のことを全く知らず、不甲斐なさに涙がこぼれることもありました。そんな中、私の成長を気にかけ、強くサポートしてくれた上司には感謝しています。言葉使いや姿勢、数字の見方やお店作りなど、時には厳しい言葉もありましたが、一番応援してくれました。今では店長補佐としてスタッフのトレーニングを行っています。新人には寄り添って丁寧に教え、慣れたスタッフには効率的な動き方を一緒に考えています。まだ未熟ですがとてもやりがいのある仕事です。